髪の抜け毛や薄毛を予防する為の食生活のポイント
日本人の食生活は、戦後に厚生省が1日80グラム以上の動物性のタンパク質が必要とあげていたこともあり、魚や肉が多い食生活になっています。
タンパク質は髪の毛の構成する元となるアミノ酸です。だからといってタンパク質を多量に取ればいいわけではありません。
肉や魚を多量に摂りすぎてしまうと、消化不良を起こし内臓器官に脂肪を付けて肥満体質になっていってしまいます。結果として髪の毛には悪影響になります。
良質なタンパク質を摂る
髪の毛の成分は99%がタンパク質のアミノ酸で作られています。
18種類ものアミノ酸が結合されてタンパク質ができているのですが、そのうちの一つであるメチオニンは体内で合成することができない必須アミノ酸です。その為食事から補う必要があります。
体内で合成することができないアミノ酸を多く含むのは、大豆製品である、豆腐や玄米、イモ類などがそれに当たります。
“タンパク質=肉、魚”ではなく、植物性の食品を選んで食べる必要があります。
緑黄色野菜を多めに
良質なタンパク質を摂る事が出来たら、次に意識したいのはビタミンB群が多くとれる緑黄色野菜です。
ビタミンB群は、摂取したタンパク質を髪の毛に形成してくれる役割があります。これをタンパク質代謝と言います。
ビタミンA,B,C,D,E,Fと、パントテン酸等は欠かせない栄養素です。
特に、ビタミンEは老化の原因となる活性酸素を除去する役割があります。老化現象は毛髪を細く薄くすることに繋がるので、できる限り防ぎたいものです。
人の体内では生成されないものが老化現象を防いでくれるので、緑黄色野菜は意識的に摂取していく必要があります。
もし不足がちでしたらサプリメントや青汁で摂取してあげる事も重要です。
根野菜からミネラルを摂る
ミネラルも髪には欠かせない栄養素です。
イモ、レンコン、ゴボウなどの根野菜でしっかりと補給するようにしましょう。体を暖める効果も期待できるので、頭皮や体の血行もよくなります。
日頃から冷え症を感じている人は、意識して摂るようにしていきましょう。
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