猫背は肩こりを招き薄毛に繋がる?抜け毛予防の為に姿勢を正す
薄毛や抜け毛で悩む人の共通点の一つとして、”姿勢が悪い”という事が挙げられます。
姿勢が悪くなると、血液の巡りが悪くなり頭皮に十分な栄養が行き渡らなくなるからです。
どのような姿勢かと言うと、常に前傾姿勢で背中が丸くなり、猫背のような姿です。
猫背は肩こりを招き筋肉疲労と血流低下の原因に
猫背の状態は、背中が丸まった状態になっている為、肩と上背の筋肉が引っ張られた状態になります。この姿勢だと、血流低下を引き起こします。
血流が悪くなると、体内に疲労物質や老廃物が溜まります。すると筋肉の細胞からは、発痛物質といわれている、痛みを感じされる作用がある分泌物がでてきて肩こりの原因になります。
肩こりも慢性化してくると、首筋や周辺の血流がさらに悪化して、頭皮の毛細血管に十分な血液が行き渡らなくなり薄毛になります。
姿勢が悪いと呼吸が浅くなる
姿勢が悪いと呼吸が浅くなるのも問題の一つです。
呼吸が浅くなれば肺から取りこまれる酸素の量が自然と少なくなります。
すると血液の中の酸素の量が低下します。酸素は栄養にはならないのですが、細胞生きて機能を果たすためには絶対に欠かせない要素の一つです。
もし血中の酸素飽和度が低下してくると、老廃物が排出できなくなり、免疫力も低下していきます。
すると、体は弱り常に疲れているような状態に陥ります。
当然、髪の毛の伸びるスピードも低下しますし、ヘアサイクルのリズム低下するので1本1本の髪の毛の太さも徐々に細くなります。
猫背と肩こりを改善する為に姿勢に気を遣う!
まず、自分の背中が猫背になっているかどうかを確かめます。
立った状態で近くにある壁に背中をしっかりとくっつけるようにして下さい。上半身後ろの背中が、大きく出っ張っていると猫背であると言えます。
正しい姿勢であれば、両方のかかとと、臀部、肩甲骨、後頭部、それぞれが無理なく自然と壁に接した状態になります。
イスに座っている時の姿勢から改善する
姿勢が悪い人は、パソコンのディスプレイに頭が付くくらいに接近している人がいます。
上半身が前めりになっている場合があるので、自分の姿勢を一度確認してみましょう。
確認する方法は、椅子に座ってみて実際に仕事をしましょう。座ってからすぐに確認するのではなく、20分~30分程度デスクワークをしていつもの姿勢の状態を確認しなければいけません。
時間が経過して確認した時、ディスプレイに顔が近づき背中が丸かっていたら猫背と言えます。
その状態を改善せずに座り続けると、血流が悪くなるのですぐにでも正しい姿勢を身につけましょう。
まず、近づけている顔を離して上半身を起こします。足を組んで座っているのでしたら崩してください。足を組むのは姿勢を前のめりにするだけで良い影響は何一つありません。
モニターと椅子の距離や高さを再度調整して、背筋がピンとなる位置をキープするようにしましょう。
作業をしているとすぐに猫背に戻ってしまうので、防ぐためにディスプレイなどに付箋を使って「姿勢の注意!」などと記載して常に視界に入る所に置いておくと効果的です。
歩いている時の姿勢を改善
人によっては座っている時よりも歩いている時の方が姿勢が崩れて前かがみになります。
歩いている時の姿勢が前かがみになり癖になってしまうとなかなか改善できません。
改善するためのポイントは、下を向かずに常に前を見るようにして下さい。歩いている足は常にかかとから地面につくように工夫をしてください。これがつま先からついてしまうと前のめりになって歩いている前傾姿勢になり固定されてしまいます。
歩くときは常に軽やかに歩く事をイメージして、目線を高くかかとから地面につける事を意識してください。
自宅にいる時の姿勢はめちゃくちゃで負担が大きい
自宅にいる時は誰の目も気にすることがないので、姿勢が崩れやすくなります。その為一番注意が必要な空間と考えられます。
テレビを見ている時や食事をしている時、横になっている時、片方に負担をかけるような姿勢をしていれば大きな負荷も掛かり易くなります。
基本的には背筋を伸ばしてピンと張り、背中が丸くならないようにしましょう。
座る姿勢と横になる姿勢を注意すれば、家の中でも背筋が丸かることを防げるので、最初は大変かもしれませんが意識して過ごしましょう。
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