フケ対策と予防で髪は太く丈夫になる
フケが出てくると頭皮トラブルが発生している証拠。
誰でも多少のフケは必ずでますが、いつもより増えてきたら注意が必要です。
- 体調トラブル
- 頭皮の異常
- フケの発生
- 抜け毛が発生
1~4の順番で体調トラブルから抜け毛の発生まで進みます。フケが出るころには既に異常状態にあり、何らかの形で抜け毛が増えている段階です。
一般的に、フケは頭皮の老廃物と毛穴から分泌された皮脂の酸化物質が混ざり合ってできています。
フケの原因とは?
フケが出る原因を細かく上げていくと、
- 遺伝的な素質状態
- 全身の栄養状態低下
- 慢性的な病気
- 心理的不安やストレス
- 頭皮に繁殖する微生物の原因
- 頭皮のケア不足・手入れ不足
- 等々
があげられます。
これらすべてが体調トラブルに繋がり、フケの原因になっていきます。
フケの対策
フケに対する対策は、まず頭皮を清潔にして頭皮の症状に合わせたシャンプーで洗う事が大切です。
通常のフケの対策
通常のフケでしたら、刺激が少ないアミノ酸系のシャンプーを使用して、頭皮を清潔な状態にしていけば治まります。
一般の市販されているフケ止めシャンプーの中には、殺菌剤(ジンクピリチオン)、ミコナゾール硝酸塩、トリクロサン、オクトピロックス、などが使われているので、頭皮を洗浄すれば十分に回復することができます。
シャンプーを怠ったり、不衛生な状態が続くとフケの量が増えて目立つようになるので、常に清潔にしましょう。
乾性のフケの対策
乾性のフケの対策はオイル(オリーブオイル・ホホバオイル)などを使用します。
- シャンプーに混ぜて使う
- 頭皮に擦りこんでからシャンプーをする
- 直接頭皮に塗る
このような方法でオイルを使用して対策をします。
オイルを使用する事で、頭皮に油分が残り乾燥を防ぎます。
乾性のフケは乾燥する事が原因で出始めるので、頭皮の保湿が改善してくれます。
脂性のフケの対策
脂性のフケは乾性のフケとは違い微生物が増殖しているのが原因です。
その為、殺菌剤が配合されているシャンプーを使用して対策をします。
フケ用シャンプーに配合されている成分には、ケトコナゾール等が挙げられます。
ケトコナゾールには、乾癬、カンジダ、白癬、マラセチアなどの真菌に対して有効です。抗菌作用が期待できます。
フケ以外にも抜け毛を減少させる効果が期待できる
フケ対策用のシャンプーには、抜け毛を減少させる効果が期待できます。
フケ対策用、頭皮用のシャンプーに配合されている成分には、
- ケトコナゾール
- ピロクトンオラミン
- ジンクピリチオン
などがあります。
これら成分には、成長期毛の成長率を上昇させる効果があるので、抜け毛を減少させて育毛予防の効果が期待できると言われています。
さらに、ケトコナゾールとピロクトンオラミンには皮脂の排出量を低下させて髪を太くする効果も期待できます。
ケトコナゾールには、日本のシャンプー剤には配合されていませんが、ピロクトンオラミンは日本で市販されているシャンプーにも配合されています。
フケが気になり、薄毛抜け毛も気になる状態でしたら、ピロクトンオラミンの成分が配合されているシャンプーを積極的に使うようにしましょう。
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