シャンプーの時は指のどこを使うのが頭皮に負担が少ないか?
「シャンプーをするときは、爪を立てないで洗ってくださいね~」
頭皮ケアを意識していると、こんなアドバイスを通っているサロンで言われる人も少なくはないと思います。
それと同時に、「では指のどこの部分で洗えばいいのか?」と思う人もいるのではないでしょうか?
今回の記事では、頭皮ケアを意識したシャンプー時の指の使い方について記事にさせて頂きます。
新生毛を抜かない様に注意したい
新生毛とは、生えたばかりの毛の事をいいます。
生えたばかりなので、短くてとても細い状態。これから徐々に太く成長していく毛の赤みたいなものです。
髪の毛には、ヘアサイクルという髪の成長周期があります。
成長周期については、下記の記事で説明させて頂いています。
通常ですと、生え始めの新生毛は、古い毛が抜けて空いた毛穴に生えてきます。
耳たぶや顔に生えている産毛程ののサイズなので、頭皮にはしっかりと根付いていないので、ちょっとしたことで抜けてしまいます。
ヘアサイクルの周期の通り、髪の毛が成長して抜けても、新生毛がしっかりと生えて太く育っていけば、まず薄毛になる事はありません。
しかし、日頃のお手入れや、シャンプーのときに新生毛を抜いてしまうと、その後に成長していく髪がないために徐々に薄毛になっていきます。
シャンプーの時は指の先の指頭を使う事がオススメ!
爪を立てない様にしてシャンプーをするために、指の腹を使う人が多いと思います。
しかし、指の腹を使った洗い方は、指の面積が広くて髪の毛をひっぱりぬいてしまう可能性が高いです。
育毛予防をしている人ほど、新生毛を大切にされると思いますが、指の腹だと新生毛を引き抜いてしまうケースがとても多いので注意が必要です。
新生毛に負担をかけずに洗うには、指の先の指頭の部分を使います。
指頭とは、携帯、ピアノ、パソコンのキーボードを押す時に使う部分の事です。
指の先の指頭を頭皮にしっかりとあてて、擦って洗うのではなく、指を当てたまま頭皮を動かして揉むように洗うのがポイントです。
知らず知らずのうちにこれから育つ毛が抜けている
シャンプーの時に、髪の毛が抜けない様に注意している人はいいです。
排水溝をチェックして抜ける本数を確認したり、抜けない様に特別なシャンプーを使用している人も少なくはありません。
しかし、一番大切なのは、先でも上げた新生毛。
これから育っていく髪の毛をいかに大切にしていくかです。
新生毛は、ものすごく細くて小さいため、抜けてしまっても気が付く事ができません。
もちろん排水溝にもたまらずに出て行っていしまいます。
その為、太い毛ばかり注意していると知らず知らずのうちに新生毛が抜けてしまい、徐々に髪の毛が減ってしまうケースもあるのです。
太い毛ではなく、これから育っていく髪を見ていきましょう。
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