髪が抜けるのが怖くてシャンプーができない。するとどうなるか?
育毛予防をしていると、髪が抜ける事に敏感になる方も多いと思います。
私のお客様でも、「髪が抜けるのがとにかく気になるんです・・・」と、繊細になっている方もいらっしゃいます。
- シャンプー後に排水溝に溜まった抜け毛のチェック
- 髪をとかしている時にクシについた抜け毛のチェック
- 寝て起きた後の枕についた抜け毛のチェック
髪は抜けるのが当然なので、排水溝、枕、クシを見れば間違いなく抜けた髪の毛が付着しています。
特に、シャンプー中に抜ける髪の毛が一番多いので、「抜けるのが怖くてしっかりとシャンプーできません」という方も多いのではないでしょうか?
先日、育毛予防をしているお客様から実際にご相談された内容なので、ここで記事にさせて頂きます。
シャンプーをしないと髪が抜ける悪循環に・・・
シャンプーをしなければ、たしかにその時に抜ける髪の毛の本数は少なくなります。
しかし、髪の毛は生理的に自然と抜ける物です。
シャンプーをしっかりとしなければ、その時に抜けずにいた髪の毛も、次に洗う時に結局抜けていきます。
すると、一度にまとめて抜けてしまうので、「大量に抜けた・・・」という錯覚がおきて、シャンプーをすること自体が怖くなってしまいます。
- シャンプーの度に髪が抜ける
- 抜け毛が嫌でしっかりと洗わなくなる
- 次の時にまとめて抜ける
- 大量に抜けて震える
- シャンプーの頻度がどんどん減る
1~5のような感じに体験していって、シャンプーをするのが怖くなってしまう人も多いようです。
すると、シャンプー自体の回数も減って頭皮が不衛生になり雑菌が繁殖。結果として脂漏性の脱毛症の原因に繋がります。
新しい髪は、古い毛が抜けないと生えない
ご存知な方も多いですが、実は新しい髪の毛は古い毛が抜けないと生えません。
その理由は、髪の毛は毛穴から生えていて、その毛穴の数は決まっていて生涯変わらないからです。
古い毛がある以上、下から生えてくる髪が表に出てくることはありません。
優しく髪の毛を洗って、抜け毛を減らすように気を付けていても、次に洗う時にまとめて抜けます。
もし、多く抜けたとしても、次に抜ける時は少なく抜けるようになります。
一定の期間の間に抜ける毛の総量は殆ど変らないので、正しいシャンプーの方法で頭皮をキレイにしていきましょう。
自然と抜けるタイミングで髪の毛が抜けていけば、新しい髪の毛もしっかりと生えていくので、シャンプーが理由で薄くなる事はありません。
ヘアサイクルさえ正常な状態を保つようにしていけば、髪の毛は抜けてもまた生えていきます。
不必要に抜け毛におびえて、シャンプーをしなくなってしまう方が危険です。恐る恐る洗っていて毛穴の汚れを落とさなければ、血行も悪くなり抜け毛の誘因にもなります。
抜け毛を予防する為にも、しっかりと頭皮をキレイに保つシャンプーをするようにしましょう。
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