抜毛症(ばつもうしょう)の原因と特徴
抜毛症(ばつもうしょう)とは精神疾患により起きる脱毛症状の一つです。
体内トラブルや病気として起きる脱毛症ではなく、自分自身で引き抜いてしまう脱毛症です。ストレスや精神的病で自己コントロールができなくなり髪の毛を引っ張りぬいてしまいます。
小学生や中学生に発症率が高いと言われています。大人になってもうつ病や統合失調症などの障害を持つ人が原因でいらっしゃいます。
私も実際に美容室で働いていると、小中学生のお客様で大きなストレスを抱えて爪を噛んだり髪の毛を引き抜いてしまう方も中にはいらっしゃいました。
精神的な症状から髪の毛を引き抜いてしまうので周りの人の協力が必要だと常々感じています。
内なる病でもあるのですぐに改善することはできないかもしれませんが、引っ張りぬく事を辞めれば、引き抜いて薄くなった箇所はすぐに改善されます。
自分が意識していなくても抜いている時があります
自身が全く意識をしていなくても髪を引き抜いている人もいます。
女性の場合、ロングヘアーの先端を指にくるくる巻き付けながら物事を考えて、引っ張っているケースもあります。髪に負荷がかかるのであまりいい行為ではありません。
男性の場合は、髪をかきあげながらムシるように握る時です。これも注意が必要です。
私も美容師でありながら悩んでいる時は髪を強くかきあげます。すると自分では気が付かないうちに手には髪の毛がぽつぽつ付いている時がありますので注意が必要だと認識させられました。
一番いいのは女性も男性もむやみやたらに髪の毛をいじらないようにすることですね。
朝、スタイリングをして整えたらそのまま触らないようにするのが髪にも衛生面にもいいのでお勧めです。
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