壮年性(そうねんせい)脱毛症の症状と原因
壮年性脱毛症は40歳~50歳頃の男性に発症する脱毛症状で、男性型脱毛症として分類されるときもあります。
薄毛に悩む男性のほとんどが壮年性脱毛症(男性型脱毛症)に該当していると考えられています。
基本的には男性型脱毛症と同じ原因です。
壮年性脱毛症の症状
症状は男性型脱毛症と一緒で、早ければ20歳から髪が徐々に弱くなり抜けていきます。
生え際か頭頂部、もしくはその両方が同時に進行していくケースに分かれます。

- 生え際から進行していくM字型ハゲ
- 頭頂部から進行していくO字型ハゲ
- 生え際と頭頂部の両方から進行していくU字型ハゲ
壮年性脱毛症の症状はこの3つのケースに分類されていきます。
進行の仕方に個人差はありますが、一度症状の兆しが見えたら加齢と共に一定の所まで進んでいきます。自然に改善されることはありません。
壮年性脱毛症の原因
壮年性脱毛症の原因は男性型脱毛症と同じで男性ホルモンが毛髪の成長を抑制する事が原因で起こります。
男性ホルモンは髭や体毛の成長は促進させますが、生え際や頭頂部の毛髪は毛根部にⅡ型5αレダクターゼ(酵素)があり、その酵素が男性ホルモンと結びつきジヒドロテストステロンに変化して毛髪の抑制を促してしまいます。
遺伝の影響も大きくでます。Ⅱ型5αレダクターゼの量は遺伝で大きく変わってくるからです。
壮年性脱毛症の対策

- 育毛剤によるミノキシジル投与
- フィナステリドの服用
- 植毛
確実に効果がみられると国が認めているのはこの3つです。
治療専門機関に行っても育毛剤によるミノキシジルの投与とフィナステリドの服用がベースとなり治療を進めていきます。
インターネットでも薬を手に入れられるので自己責任ではありますが、自己投与している人も多くいます。実際に3年の服用で80%以上の人が回復の効果を感じているという検証データーもあるので今は治療方法が解決されています。
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