若年性脱毛症の症状と原因
若年性脱毛症は呼んで字のごとく若いうちに起きる脱毛症状の一つです。20歳~30歳頃にかけて多くみらる若ハゲやAGA(男性型脱毛症)といった呼ばれ方もしています。
基本的には男性型脱毛症と同じ原因です。
若年性脱毛症の初期症状

- 生え際が上がり額が上がってくる
- 頭のてっぺんの髪が細くなりボリュームが減ってきた
- 分け目が広がって境目が薄くなってきた
こういった初期症状から始まっていきます。
脱毛の症状が始まったら自然に防ぐ事はできません。適切な対策や治療を施さなければ症状は進行していき、生え際のM字ハゲや頭頂部のO字ハゲ(つむじハゲ)に繋がっていきます。
若年性脱毛症の原因
原因は男性ホルモンと遺伝が大きく影響しています。

- 20代頃から男性ホルモンの分泌が増えていく
- 男性ホルモン(テストロテン)が毛根にある5αリダクターゼと結合してジヒドロテストステロンに変わる
- 男性ホルモンレセプター(受容体)とジヒドロテストステロンと結合し標的遺伝子とも結合
- タンパク質誘導を行い髪の抑制をして毛髪サイクルが短くなる
- 髪が細く抜けやすくなる
男性ホルモンの分泌量が増える事で頭部以外の体毛は濃くなっていきますが、生え際や頭頂部の髪が薄くなっていきます。若くして髪の毛が薄くなっている人は遺伝の影響で5αリダクターゼが通常より多く存在して、進行しやすい状態にあると考えられます。
若年性脱毛症の対策
ハゲは治療できないというのは昔の話で、今は国が認めたしっかりとした対策方法があります。
それがフィナステリドとミノキシジルの育毛治療薬の使用方法です。
国が治験して試したところ3年間の仕様で80%以上の人が効果があると検証データーが出ています。
フィナステリドやミノキシジルはインターネットでも購入できますし、専門機関に行って診断を受けて投与してもらう事もできます。
専門機関に行くとプロのアドバイスや治療が受けられますが治療費が高くつきます。なのでインターネットで薬だけ取り寄せて服用している人の方が増えて生きているようです。
私の弟の治療もネットで取り寄せた薬を投与して治療を行っています。
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