脱毛症は遺伝するのか?薄毛やハゲと遺伝の関係
「父親が薄いから僕も薄くなりますか?」と、美容室で働いていると男性のお客様に度々ご相談を頂きます。
回答としてはYesです。
家系に男性型脱毛症(AGA)が発症している人がいれば、男性ホルモンが増加していったタイミングで男性型脱毛症が発症する可能性が高いといえます。
遺伝するのは2つの要素
「男性ホルモンが増えるとハゲる?薄毛への影響は?」でもAGAを引き起こす4つの条件という事を解説させて頂きました。
男性ホルモンがAGAを引き起こす条件は4つ
- 男性ホルモン
- 5αリダクターゼ
- 男性ホルモンレセプター
- 標的遺伝子
このうち、遺伝的要素が強く出るのは、5αリダクターゼと男性ホルモンレセプターです。
5αリダクターゼの働き方、男性ホルモンレセプターの量が遺伝によって変わってきます。ハゲる人やそうでない人、様々な個人差がありますが、遺伝による薄毛への影響は確実にあると言われている原因はこの二つが関係しているからです。
ハゲる原因は遺伝だけではなく総合的なもの
ハゲの原因が遺伝となると、「どうしようもないじゃん・・・」と思って気を落としてしまわれる方もいらっしゃるので、美容室ではあまりダイレクトに回答しない事もあります。
しかし、ハゲの原因や要素は遺伝だけではなく、生活習慣や食生活も大きく影響していきます。遺伝で全てが決まるわけではありません。
もし、両親が薄毛で祖父祖母が薄毛で家系から見たら薄毛の遺伝を受けていると考えても100%薄くなるというわけではありませんので、常々生活習慣を乱さない様にすることが大切と私は考えています。
著者プロフィール
お勧めの育毛剤
