老人性脱毛症の症状と特徴
老人性脱毛症とは加齢により細胞が老化してくることで起きる脱毛症です。
60歳以降の男女にある脱毛症で、男性型脱毛症と症状は似ていますが、老化現象の要因が強いと言われています。
老人性脱毛症の原因

- 加齢による老化現象で細胞活性が鈍くなる
- 細胞分裂が行われにくくなるので自然と髪の毛を作る能力が低下する
老化によって細胞活性が鈍くなり、新しい髪の毛(細胞)が作られない為に起きてしまうのが原因です。
髪は成長する為に、血液から栄養と酸素を毛根へ送られて細胞分裂が繰り返されて角化しながら成長していきます。
加齢によって代謝も低下して細胞活動も低下するので、自然と髪の毛が伸びるスピードも遅くなり、徐々に薄くなっていってしまいます。
老人性脱毛症の対策

- 薬剤治療
- 生活習慣の見直し
手術などの外的対策以外で上げると、上記二つが効果的です。
薬剤治療ではフィナステリドの服用やミノキシジルを使った治療方法です。ライフサイクルも見直して細胞が活性化する食事や生活を心がけることが大切です。
注意点としては薬剤の使用量をできる限り少なくすることです。加齢により肝臓等が弱っているので、あまり薬漬けになるのもお勧めできません。
お薬もインターネットで簡単に手に入れる事ができますが、一度専門のお医者さんのもとで診断を受けて、どういった治療をしても体に影響が少ないか見てもらうのも大切です。
老化現象で起きる脱毛症ですが、60代以降でも脱毛に悩む方は非常に多いです。美容室で私が担当させて頂いている70代以降のお客様でも、常に髪の美意識を高く持たれています。
「もうさすがにこの歳だしな・・・」と悲観になるよりも、できる限りの対策を行い少しでも改善する事をお勧めしています。
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