髪が細くなると毛量が減ったように見える理由を解説
髪の太さは人それぞれ違いますが、加齢と共に必ず細くなり、ハリコシも弱くなっていきます。
日本人の場合、髪の毛の太さは一般的に0.06~0.09mmです。生まれたばかりの時はまだ細く産毛の状態ですが、徐々に太くなります。
男性だと20歳前後がピークで、女性だと30前後がピークと言われています。
ピークを過ぎると、徐々に細くなります。この細くなるスピードは個人差がありますが、急激に変化を感じたら注意が必要です。
ここで注意したいのが、髪の太さが半分になると毛量は4分の1まで減少した感じになるという事です。
髪の太さが半分になると毛量は4分の1に減少する感覚になる
実際に毛量が減るわけではありません。
しかし、髪の太さが細くなると、毛量が減ったように見えてしまうのです。
たとえば、髪の毛の太さが半分になると、毛量は減っていないけど肉眼で確認した時には、全体的なボリュームが減少しているように見えるのです。
髪の太さが半分になったら、およそ4分の1程度に毛量が減少したように感じるはずです。
上記の画像は、毛髪を横に切った断面図に仮定してください。
直径が0.06mmあった髪の毛が、0.03mmに減少すると、面積は4分の1まで小さくなります。
毛量が減少していなくても、頭部にある毛髪面積は4分の1まで減少するので、さすがに薄くなったように見えます。
元々少ない人でしたら、地肌が見えるところも出てきます。
脱毛症が起きたりヘアサイクルが乱れて成長期が短くなってくると、髪の毛は生え変わるたびに細くなります。
抜けていなくても「抜けて薄くなった」と感じる人も多くいるので、細くなる事をまず防ぐ事が大切です。
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