亜鉛は少なくても多すぎても脱毛の原因に!亜鉛と銅のバランスと1日の摂取量
育毛についての情報を調べていると亜鉛が髪には重要という所に行き着く人は多いと思います。
その理由は、食事でとったタンパク質を毛髪にしてくれるのが亜鉛の役割だからです。その為、亜鉛が不足していると髪が細くなったり、抜け毛が増えたり、白髪が増えるなどと言われています。
ですが、だからといって亜鉛の過剰摂取もいけません。
私たちの体の殆どが酸素、炭素、水素、窒素で構成されています。この4つが体の96%を占めているのですが、実は体の生命活動を維持するのに残りの4%を占めるミネラルが非常に重要なのです。
ミネラルの中には、亜鉛や銅や鉄など、50種類以上の必須ミネラルがあります。
髪に重要だからと言って亜鉛を摂りすぎると、ミネラルのバランスが崩れて様々な不調が起きます。
今回は亜鉛の摂り過ぎと、少なすぎる場合の不調症状の解説です。
亜鉛が多すぎて銅がすくない場合
亜鉛と銅の理想バランスは、8.5対1の割合が最も良いバランスと言われています。
もし亜鉛を摂りすぎてこのバランスが崩れてしまい、銅が減少していくと貧血を起こしやすくなります。
毛根は血液から栄養を吸収するので、貧血は頭皮にとってもマイナスです。
銅を食事から摂取する場合、牡蠣、ナッツ、レバー、ソバ、エビ、ニンジン等がお勧めです。
亜鉛が少なくて銅が多すぎる場合
亜鉛の摂取が少なすぎて銅が多すぎると、前立腺肥大、動脈硬化、低血糖、頻尿、不妊など症状が起こる可能性があります。
いずれにせよ、頭皮にとって良い事は何一つありません。
亜鉛が多い食事は、牡蠣、レバー、ほや、牛ひき肉、卵、煮干し、ごま、たらこなどです。
サプリメントで効率的に摂取してもいいでしょう。
過度な摂取はNG・バランスが大切
育毛の為にどんなに重要な成分でも、偏りは絶対にNGです。
特に亜鉛の場合は、少なすぎても駄目ですが、多すぎても体調不良を招きます。
”育毛対策=亜鉛の大量摂取”と考えている人は、バランスを優先的に考えるようにしてみてください。
常に偏りをなくしてバランスよい食事をとる事が大切です。
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