薄毛になりやすい人の共通点・薄毛で悩む人の80%が神経質タイプ
ある調査で、薄毛になりやすい人の共通点として、神経質タイプであるという事が報告されました。
医学的に何も根拠がないのでは?と思うかもしれませんが、神経質であることは薄毛に繋がる要因として医学的面でみても考えられる点がいくつかあげられます。
神経質でいると頭皮にどういった影響があるのか?
精神的な負担(ストレス、苦悩、緊張)が続くと、毛細血管が委縮します。
毛細血管を通して運ばれてくる栄養(血液)を、毛乳頭が受け取り髪が作られます。委縮した状態になると栄養不良状態になります。
するとヘアサイクルの成長期が短くなるので、髪が徐々に細くハリコシが無くなってしまいます。
交感神経と副交感神経
毛細血管の委縮や拡張は、交感神経と副交感神経により行われます。
交感神経が刺激されると委縮され、副交感神経が刺激されると拡張されます。
自律神経は、私たちが意識的に捜査しているのではなく、自動的に働いてくれている神経です。
交感神経が刺激されると、皮膚では、発汗作用の促進、立毛筋の収縮、血管の収縮が起きてます。副交感神経が刺激されるとそれとは逆の作用が働きます。
体内の休息や回復、エネルギーを蓄積させるためには副交感神経の働きで、生きていく為の基本的な循環(呼吸、消化、代謝、等々)副交感神経の役割が非常に重要です。
交感神経も副交感神経も、人間にとってはそれぞれ重要ですが、育毛の視点で見ると副交感神経が刺激されて、血管が拡張されていた方が栄養が運ばれやすくなります。
自律神経のバランスが取れなくなる事を自律神経失調症という
自律神経失調症という言葉を聞いた事があると思いますが、この交感神経と副交感神経の活動バランスが取れなくなる事を指します。
緊張状態や過度なストレスを受ける状態が長期間続いてしまい、交感神経のみが働き続けたり、両方が同時に働いたり、それとは逆に働かなくなったりする事が引き金となっておきます。
私が美容室で担当しているお客様の中にも、自律神経失調症の方が数名いらっしゃいますが、確かに毛髪が若干薄くなっているような印象があります。
交感神経への刺激を減らして、副交感神経への刺激を増やしていく事が、神経質タイプが薄毛を回避する為のメンタル行動の操作と言えるでしょう。
体のリズムを整える事
神経質タイプの方に、「ストレスをなくしてください」と言う程愚かなアドバイスはないと思います。無くせるものでしたらなくしたいと思うでしょう。
自律神経のバランスを上手に管理する為に必要なのは睡眠です。睡眠は毛髪の成長にも大きく影響するので、睡眠時間を7時間は取るように心がけることが大切です。
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