ストレスが原因で起きる脱毛症の種類と大別
ストレスで起きる脱毛症は、二つの症状が考えられます。

円形脱毛症も、抜毛症も、双方ストレスや精神的不安で起きると考えられている脱毛症です。
髪が抜けて薄くなるという視点では同じですが、原因が内部にあるか外部にあるかで、対処法は違ってきます。
円形脱毛症
円形脱毛症はストレスがスイッチとなり発症する自己免疫疾患の暴走です。
自己免疫の本来の役割は、体に入ってきた異物に対して攻撃を行い、私たちの体を守るために存在しています。
しかし、肉体的、精神的ストレスが原因で自己免疫疾患が暴走すると、Tリンパ球が毛根を異物として捉えてしまい攻撃します。すると、昨日までは元気だった髪が、塊となってゴソっと抜け落ちてしまう場合もあります。
原因として考えられるのは、ストレスが一番大きいとされていています。
抜毛症
抜毛症は由来の通り、髪を抜いてしまう事によって起きる症状です。
円形脱毛症のように体内で異常事態が起こるのではなく、精神的な不安やストレスなどで髪を抜いてしまう症状です。
爪を噛んでしまってやめられない人をたまに見かけますが、抜毛症はそれと同じように慢性的に習慣的になり、髪の毛を抜く衝動が抑えられなくて起きてしまうようです。
内部で病気があるわけではないので、髪を抜く事を辞めればすぐに治ります。しかし慢性的習慣になってしまい、クセとして定着してしまうとなかなか辞められません。
円形脱毛症は内部原因で、抜毛症は外部原因
療法とも精神的な不安やストレスがきっかけで起きる脱毛症上ですが、内部の原因と外部の原因と大別されます。
それによって治療方法は異なります。
内部の原因である円形脱毛症が発症したら、皮膚科に行ってみてもらう事をしてください。育毛剤で栄養補給をすることも一つの対策として上げられますが、まずは専門医で見てもらう事です。
外部原因である抜毛症の場合の発症が確認されたら、小さなお子さんの場合は一度しっかりと話す事が大切だと考えています。
子供の場合は髪を抜く事が”いけない事”として認識されていないケースもあるそうです。ここでいきなり怒ってしまうと、なぜいけないのかが理解できない為、解決にならないそうです。
”いけない事”と子供に理解してもらったうえで、それでもその症状が止まらなければ、精神科に行ってカウンセリングや専門医の先生に話を聞いてもらう事が最善の対策になります。
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