オナニーや射精の回数がハゲや薄毛の原因になるのか?
オナニーや射精の回数や頻度が多いと、髪が薄くなったりハゲる原因になると聞いた事があります。
都市伝説のような事ですが、じつは薄毛の原因として全く関係がないわけでもないんです。
射精をすると亜鉛が消費される
亜鉛には食事から摂取したタンパク質を毛髪に変えてくれる役割があります。
その亜鉛ですが、精子の中に多く含まれていて、射精をするたびに体外に放出されてしまいます。
そして、また新しい精子を作るために、亜鉛やその他の栄養素が消費されます。
つまり、射精をすればするほど体内の亜鉛が外に排出され、精子を作る時にも亜鉛が必要になるという事です。
性的な興奮にも亜鉛は消費される
性的な興奮を感じたりするのには、体内の亜鉛は消費されていきます。
なので、性に関連する行為や思考は、亜鉛を消費するベルトコンベアーに乗ってしまうようなものです。
- 性的な興奮(亜鉛の消費)
- オナニーやセックスで射精(亜鉛の消費)
- 睾丸で精子がつくられる(亜鉛の消費)
性的に関係する行為や思考は全てにおいて亜鉛消費に関連していきます。
薄毛やハゲの一番の原因と亜鉛の関係性
男性の薄毛やハゲになる症状の殆どが、男性型脱毛症(AGA)と言えます。
男性型脱毛症と亜鉛の関係性は、5αリダクターゼにあります。
- 成人を迎えるころに男性ホルモンの分泌量が増える
※男性ホルモン(テストステロン) - テストステロンが毛根から分泌される5αリダクターゼと結合してジヒドロテストステロン(DHT)に代わる。
※DHTが髪の成長を抑制する最大の原因 - DHTが男性ホルモンレセプターと結合する。
結合するうことにより細胞核内に入る - 標的遺伝子と結合して、タンパク質誘導を行い成長を抑制する
これが、男性が脱毛するまでの4ステップです。
2番の5αリダクターゼが分泌されずに、テストステロンと結合さえしなければ薄毛は発症しません。
ここで注目したいのが亜鉛の働きです。
実は亜鉛には、5αリダクターゼの制御効果があると言われていて、その為「亜鉛を摂取するのが有効」と考えられています。
オナ禁は育毛にとって有効か?
オナ禁とは、字のごとくオナニーを禁じる事です。
”オナニーをしない⇒亜鉛を失わない⇒髪が薄くならない”と言う所から対策方法の一つとして考えられていますが、あまり影響があるようには感じません。
それよりもオナニーを禁じ手にすることによってストレスを溜めてしまう方が、悪い影響があるように感じています。
私も以前、試しにと思い、1ヵ月程禁止してみましたが・・・常にストレスを感じていました(笑)
オナ禁に走るのでしたら、程よい運動を日課にしていく方が、男性特有のムラムラ感も発散で来て、良い方向に進みます。
結論・でたらめではないけど気にし過ぎる必要もない
結論になりますが、オナニーでハゲる説は全く根拠もつながりもないでたらめではないと思っています。
しかし、さほど気にすることなく、したい時にしても問題ありません。
というのも、オナニーを禁止にしてストレスを溜めこむよりも、他にもっと改善するべき点があるからです。
生活習慣を整えて睡眠をしっかりととったりする方法や、フィナステリド等の育毛剤を服用して5αリダクターゼの分泌を抑えたりする方が、効果的な対策と言えるでしょう。
よって、当サイトでは、原因の誘因にはあげるけど、さほど気にし過ぎる必要はないと判断します。
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