年代毎に考えられる抜け毛や薄毛の種類と原因
一般的な抜け毛や脱毛は、男性でしたら男性型脱毛症で、女性でしたら女性型脱毛症が原因であるケースが殆どです。
ですが、年齢によっては別の原因で抜け毛が進行している可能性も十分に考えられます。
ここでは、年齢ごとの発症しやすい脱毛症の種類や原因をまとめておきます。
幼児の抜け毛の原因(3歳〜6歳前後)
「3歳~6歳の幼児に抜け毛なんてあるの?」と思うかもしれませんが、実はお子さんの抜け毛で悩んでいる親御さんは多いです。
幼児の抜け毛の原因は、不安や恐怖からくるのが原因だと言われています。たとえば、お母さんに甘える事が出来なかったり、妹や弟が生まれて自分の事を見てもらえなくなったりすると、抜け毛の原因になるそうです。
子供にとって甘えられる母親がいなくなるというのは恐怖でしかありません。
小学生の抜け毛の原因(6歳前後~12歳前後)
小学生の抜け毛の原因も幼児と同じで、不安からくるものが多いです。抜け毛の多いお子さんを持つ親からしたら、「学校でいじめにあっていないか?」と不安に思う方もいるようですが、殆どのケースでご家庭にある場合が多いそうです。
兄弟が生まれた家庭では、親の興味や愛情が自分たちから弟や妹に移ってしまったと誤解をしてしまい、それが膨らんでいくと、コンプレックスを抱いて妬みや嫉妬に繋がります。
抜け毛で悩む小学生には女の子が圧倒的に多いようです。
中学生の抜け毛の原因(12歳〜15歳)
幼少期や小学生の時にできた不安やコンプレックスは、長い年数にわたり本人を苦しめる原因になります。特に幼少期に起きた事はそのまま人格形成に影響してくるので、考え方などのバランスが崩れてしまうと一生影響し、苦悩し続ける事もあるそうです。
その苦しみや不安から、自分で髪を抜いてしまう抜毛症や、円形脱毛症につながるケースもあります。
抜毛症も円形脱毛症もストレスや不安がスイッチとなり発症するケースが多く、悪性のものだとなおりも悪く、抜け出せません。
高校生の抜け毛の原因(15歳〜18歳)
高校生のよくある抜け毛の原因も、円形脱毛症や抜毛症が多いようです。
基本的な抜け毛の症状などは、中学生の頃からかわりません。しかし、小中学生の頃からコンプレックスで苦悩していると、交友関係にまで響くケースがあるようです。友達がうまく作れなかったり、距離感の取り方がわからずに対人関係で苦労するようです。
大学生の抜け毛の原因(20代)
男性は、20代前後から男性ホルモンの増加が始まり、男性型脱毛症を発症する可能性が出てきます。
男性でも女性でも男性ホルモンの増加により薄毛が進行していく可能性はありますが、男性の方が比較的に髪の毛が衰退していくのが早く、薄毛の進行のペースも非常に早いのが特徴です。
男性の髪の成長ピークが20歳前後で、後は徐々に細く弱くなっていきます。
30代~40代の抜け毛の原因
30代〜40代になると、男性でも女性でも髪の毛はさらに弱くなってきます。男性は20代の頃よりも男性型脱毛症の発症率が高まり、20代で発症している人は薄毛が進行しているケースが多いです。
女性の髪の毛の成長ピークは30代前後と言われていて、ここを境目に徐々に髪の毛が弱くなっていきます。分け目が広がってきたり、部位によって気になる箇所などが出てきます。
女性特有の女性型脱毛症や瀰漫性脱毛症なども発症する可能性が高くなってくるので、生活習慣を正しくしたり、栄養バランスを意識した食事の対策が必要になってきます。
50代~60代の抜け毛の原因
これまで薄毛の進行がなかった人でも、50代〜60代になり急に髪の毛が細くなるケースもあります。
今まで大丈夫だったのに、薄毛が進行してくる場合の原因は、老化現象によるものが多いです。
髪の毛は細胞分裂を繰り返して角化されながら徐々に伸びていきますが、加齢が原因で細胞分裂の回数やスピードが低下していきます。そのため、髪の毛の成長は遅くなり、成長しきらずに抜けていく事を繰り返すので、徐々に髪の毛は細くなります。
髪の毛が細くなると、髪の覆う面積も狭くなります。太さが半分になると、面積は4分の1になるので、髪が抜けていなくても頭皮が透けて見えるようになります。
年代によって抜け毛の原因はかわっていきます。子供の頃はストレスが主な抜け毛の原因で、大人になると男性ホルモンの増加が主要の原因になります。
男性ホルモンが増加して抜けなくても、老化現象で自然と髪の毛は細く薄く見えるようになっていきます。
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